フマキラー、天候に左右されにくいカテゴリーの提案を

粧業日報 2019年5月8日号 1ページ

フマキラー、天候に左右されにくいカテゴリーの提案を
 フマキラーは今期(2020年3月期)、天候に左右されにくい殺虫剤カテゴリーの構築に取り組む。

 「殺虫剤がQOLの向上に必要な製品群とみなされ、その中で当社の製品がよりよいと思われなければならない」(大下宜生副社長)とし、マーケットの動向に合わせて屋外と屋内向けに区分して提案していく。

 中でも屋内向けに力を入れ、人体用虫よけ剤に加え、ゴキブリやダニ対策製品を中心に強化する。同時に、クロスMDやテーマによる品群のくくり直しによる売場提案とスピーディな売場支援で、市場を牽引していく。

 2018年(暦年)は5月の低気温以降、6~7月の酷暑、8~10月の台風や地震等の自然災害によって、殺虫剤市場は7%減(928億円)と苦戦を強いられた。

 その中で、フマキラーは3%減と落ち込み幅を最小限にとどめた。

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