フェイスラボ、アルバローズを中心に研究開発強化の姿勢をPR

週刊粧業 2019年5月13日号 13ページ

フェイスラボ、アルバローズを中心に研究開発強化の姿勢をPR
 フェイスラボ(本社=静岡県袋井市、朝比奈謙太社長)は、「CITE Japan 2019」にて、近年の研究成果の1つである「スノーローズ(北海道産アルバローズ)」にスポットを当て、機能性をアピールしていく。

 3度目の出展となるCITE Japanについて同社では、自社の認知度向上を促し、「将来に向けて取り組む研究開発」や「市場ニーズに対応できる自社の製造技術」を紹介する機会と捉えている。

 「公の場で研究成果を披露するのは当社にとって貴重な機会であり、出展を機に機能性と希少性を兼ね備えた国産の独自素材としてスノーローズの認知を広げていきたい」(同社)

 同社では、100%国産ローズとして北海道の厳しい自然環境の中で、生産者と提携し、栽培しているアルバローズ抽出エキスの活用を目指し、ここ数年、肌への効果効能を検証してきた。抗酸化や酸化ストレスによるコラーゲン減少抑制等でエビデンスが得られたことから、昨年のIFSCCでポスター発表を行っている。

 ブース前面にはビジョンを設置し、アルバローズの栽培から水蒸気蒸留による抽出までの過程をスライドショー形式で放映。白バラの花びらのパネルが印象的なブース内では、スノーローズの特徴について3カ国語(日本語・英語・中国語)で紹介するほか、アルバローズより抽出した原料を配合した処方(化粧水・美容液・クリーム)を提案する。

 さらに、「北海道産アルバローズ(Snow Rose)エキスの機能性」と題してミニセミナーを連日開催(11時~、14時~)し、差別性のある自然派化粧品原料としてアピールしていく。

 ブース中央・左サイドでは、アルバローズを前面に打ち出すことで研究開発強化の姿勢を明確にする一方、右サイドでは、OEM製造に関するコーナーを設け、特徴的なリップ製造受託をはじめ、多様なニーズに対応できることも訴求していく。

 ブースには、研究部門や製造部門、営業部門の担当者が常駐し、自社が得意とするリップ製造を入口としながら、スキンケアから、健康食品までさまざまな製造を受託できる点を、工場や製造機器、ISO22716/健康食品GMPなどの紹介を通じて各部門のエキスパートが伝達していく。

 健康食品OEMについては、疲労回復やリラックスを訴求したドリンクや美容をイメージするようなエキスを配合したドリンクの試飲を用意し、内外美容をワンストップで提供できる自社ならではの特長をアピールしていく。

 これ以外にも、コーナーは設けないものの、中国市場への進出を図りたいというニーズが年々高まっていることを踏まえ、中国向けの輸出・販売サポート体制について、上海のグループ企業「创美健国际贸易(上海)有限公司」の担当者より、越境EC事業(天猫国際)や輸出販売サポートを紹介。中国でのテストマーケティングを検討する新規先の獲得を進める。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > フェイスラボ、アルバローズを中心に研究開発強化の姿勢をPR

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop