香栄興業、CITE Japan 2019にて取扱商品の幅広さをPR

週刊粧業 2019年5月13日号 14ページ

香栄興業、CITE Japan 2019にて取扱商品の幅広さをPR
 香栄興業(本社=東京、岡本聡志社長)は、第9回 化粧品産業技術展(CITE Japan 2019)にて、取扱商品の幅広さをアピールすべく、「新素材」「技術」「香料」「オーガニック・国産シリーズ」「テクスチャー・感触改良」などブースを5つにゾーニングし、来訪者一人ひとりのニーズに合った最適な提案に務めていく。

 ブース全体では、オーガニックに関して油剤から抽出物まで豊富なラインナップを揃えていることをアピールし、「天然素材で化粧品をつくろうとお考えのメーカーの研究員の方々に、アイデアやヒントを見つけてお帰りいただけるよう営業と研究員が一体となって幅広い素材の中から最適なものを紹介していく」(藤倉努取締役)という。

 「新素材」ゾーンでは、ここ数年ラインナップの拡充を図ってきた「植物発酵エキス」においてオリジナリティのある新しい素材の提案を行う。また、機能性とストーリー性を持ったユニークな新素材を3品紹介する。

 「技術」ゾーンでは、従来のアンチポリューション素材とは異なる作用秩序を持つ「オウバクエキス」にスポットを当て、最新知見をポスターで発表する。また、5月16日14時15分からは、C‐5会場において、『アンチポリューション素材「オウバクエキス」の最新知見~数多の原料の中でも№1の効果と防御メカニズム~』と題して技術発表を行う。

 同社では、大気汚染由来物質により誘導される老化促進因子「IL‐8」の産生亢進を抑制する素材の探索を行い、約80品の植物素材の中からオウバクエキスに最も高い産生亢進抑制効果を確認しており、その防御メカニズムについて詳細に解説する。

 「香料」ゾーンでは、消費者の間で天然志向が高まる中、天然香料が好調に推移していることから、合成香料が一切入らない天然精油から作られた天然香料を約30種類用意し、天然香料を前面に押し出した展示を行っていく。展示スペースでは香りタイプで3つのテーマ(フラワー系、柑橘系、ハーブ系)に分けて紹介を行う。

 「最近では、清潔志向の高まりにより、爽やかな柑橘系の香りの人気が高まっているほか、万人に好まれるフラワー系の香りにも支持が集まっている」(藤倉氏)

 「オーガニック・国産シリーズ」ゾーンでは、国産素材やスーパーフルーツ素材、タイハーブ素材など、環境対応素材としてオーガニック素材の充実を進めてきた中、特にストーリー性がある素材をピックアップし、提案を強化していく。

 「テクスチャー・感触改良」ゾーンでは、実際に素材に直に触れてもらい、その良さが伝わるような体感型コーナーを設置し、長年にわたり親しまれ、他の植物素材では代用できない差別的な要素を持つホホバ油やマルメロエキスなどを紹介する。

 両素材とも近年採用が増えており、グローバルでも注目を集めていることから、特に若い世代の研究者に向けて導入のメリットなどを改めてアピールしていくことで、さらなる採用の拡大に結びつけていく。
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