資生堂2019年12月期第1四半期、増収減益

粧業日報 2019年5月21日号 1ページ

資生堂2019年12月期第1四半期、増収減益
 資生堂の2019年12月期第1四半期の連結業績(日本基準)は、売上高が3.7%増(為替影響を除く実質5.1%増)の2736億1800万円、営業利益が17.4%減の389億3400万円、経常利益が16.3%減の395億1500万円、純利益が16.1%増の335億900万円で、9四半期連続の増収となった。

 売上高は、アメニティグッズ事業の撤退影響を除く実質ベースで5.5%の増収となり、年間目標達成に向けて計画通りに進捗した。

 戦略的に投資強化を続けているプレステージ領域が成長を牽引(中国本土のプレステージ事業の店頭売上=40%超の伸長)したことに加え、メイド・イン・ジャパンブランドである「エリクシール」や「アネッサ」がグローバルで2ケタ伸長を達成した。

 営業利益は、マーケティングや研究開発、人材への投資を強化したことなどにより2ケタの減益(17.4%減)となったものの、計画通りに進捗した。

 成長モメンタムを維持するため、稼いだ粗利のほとんどを投資に振り向けており、マーケティング投資増加分の8割を中国での投資強化(ECを含むデジタルへの投資)に充てている。売上高営業利益率は14.2%と高い収益性を確保している。

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