ライオン2019年12月期第1四半期、減収減益

粧業日報 2019年5月22日号 1ページ

カンタンに言うと

  • バルサン譲渡、海外子会社連結除外の影響除く実質は増収増益。

ライオン2019年12月期第1四半期、減収減益
 ライオンの2019年第1四半期決算(IFRS、1~3月)は、売上高が前年同期比0.5%減の789億3700万円、事業利益(日本基準による営業利益)が6.8%減の55億6000万円、営業利益が46.9%減の59億5300万円、税引前利益が46.7%減の61億300万円、当期利益が62.8%減の34億4100万円となった。

 5月10日に開催された記者懇談会で掬川正純社長は、「昨年事業譲渡をした殺虫剤の売上減と、昨夏に連結対象から外れたマレーシア原料子会社の売上減の影響を控除した実質売上では1.1%の増収となっている」と決算概要を説明した。

 売上高総利益率は0.4P増の49.2%と良化したが、販管費比率は0.9P増の42.2%とやや悪化した。この結果、営業利益率は6.6P減の7.5%となっている。

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