ユニファースト、化粧ポーチを軸に多彩なノベルティグッズを提案

C&T 2019年3月15日号 86ページ

ユニファースト、化粧ポーチを軸に多彩なノベルティグッズを提案
 化粧ポーチやトートバッグなどの縫製品を中心としたノベルティグッズOEMを展開するユニファーストは、化粧ポーチOEMが好調に推移したことにより、前期(2018年12月期)の売上高が14年対比で2倍の26億円、売上総利益が2.5倍となった。

 6期連続の2ケタ増収増益を目指す今期の取り組みや化粧ポーチの最新トレンドについて、営業担当の全聖愛(ジョン・ソンエ)氏と、デザイナーの加藤綾氏に話を伺った。

化粧品メーカーに向けた化粧ポーチづくりを
昨春から本格提案、国内外で着実に受注拡大

 1981年の創業で、縫製・シルク印刷加工で事業をスタートしたユニファーストは、「つくりたいを形にする会社」を経営理念に掲げ、既製品にはない全く新しいノベルティグッズを作りたいという依頼にも柔軟に対応している。

 全氏は、化粧ポーチOEMの受注状況について、「昨春から化粧品メーカーに向けたOEMに本腰を入れ、既に複数の海外大手グローバルブランドで採用が決定し、国内でも着実に新規案件が増えている。

 ノベルティグッズで30年以上の実績を持つ信頼性に加え、素材から形状、色など最新のトレンドを踏まえてお客様の希望に合わせた提案を得意としており、限られた予算内で可能な限り高価に見える化粧ポーチづくりが好評だ」という。

 同社では、化粧ポーチづくりにおいて「対応力」と「生産ネットワーク」の強化により、同業他社との差別化を図っている。

 対応力に関しては、国内外の協力工場との緊密な連携のもと、見積もり依頼や納期面でのスピーディな対応に努めており、「実際にお客様からは『見積もりを依頼した企業の中で最も反応が早い』といった声が多く、これがきっかけで受注につながることも少なくない」(全氏)という。

 ノベルティグッズは新規獲得としてのツールだけでなく、既存顧客の固定化ツールとしても活用され、OEMでは化粧ポーチ以外にトートバッグの受注も伸びているようだ。

 「つくりたいを形にする会社を経営理念に掲げる当社では、ある化粧品メーカーから『世界に1つしかない手作りのデコレーショントートバッグを作る会員向けのリアルイベントを開催したい』という要望を受け、イベントの企画段階から携わった。対応力といった点では、こうした多種多様なノベルティグッズの開発にも柔軟に対応できる点が我々の強みと言える」(全氏)

 生産ネットワークに関しては、これまで10~20年にわたって構築してきた30カ所に及ぶ海外生産拠点との信頼関係をベースに、日本式の細やかな対応やクオリティ管理が浸透しているため、短納期や小ロットから大量生産まで幅広い受注に対応できるという。

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