ポーラ、既存客との共創でアペックスが進化

粧業日報 2019年6月18日号 1ページ

ポーラ、既存客との共創でアペックスが進化
 ポーラは7月、ブランド誕生から30年を迎えるパーソナライズドスキンケアブランド「APEX(アペックス)」を刷新する。

 新アペックスは、アペックスパートナーと対話しながら行う「プロファイリング」と、AI搭載の新技術によって3分の短時間で862万通りの中から1人ひとりに合った最適な化粧品を推奨する「アナライジング(分析)」、7アイテム全39種のテスターを使って顧客の好みに対応したテクスチャーの調整を行う「フィッティング」の各フローを通じ、1人ひとりの肌に合ったパーソナルケアアイテムを最短4日で提供できるブランドへと大きく進化した。

 ブランドマネージャーを務める菅千帆子氏に話を伺った。

 ――スモールマス化の進展に対し、貴社の見解をお聞かせください。

  スモールマスは、マス市場に取り組んできた企業から見た言葉であり、ポーラとして世の中で昨今言われている「スモールマス」については「パーソナライズ」と異なる見解を持っている。

 アペックスは誕生当初からパーソナル市場に向けて展開しているブランドで、肌は1人ひとり違うという視点を持ち、誰かと誰かを一括りに見るという発想がない。

 スモールマスが今後、市場で当然のようになれば、その先に真のパーソナル市場があり、多くの企業がまたそこを目指すようになってくるだろう。この時、パーソナル市場に取り組み続けてきた企業として、ポーラが確固たるポジションを築いておきたい。

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