ライオン、新方式スプレー容器が木下賞・研究開発部門を受賞

粧業日報 2019年6月24日号 5ページ

ライオン、新方式スプレー容器が木下賞・研究開発部門を受賞
 ライオンが開発した一度に広範囲に噴霧できる浴室洗剤用の新方式スプレー容器は、包装の研究・開発に顕著な業績を挙げたことが認められ、公益社団法人日本包装技術協会の「第43回木下賞 研究開発部門」を受賞した。なお、授賞式は6月18日に如水会館にて執り行われた。

 同賞は、日本包装技術協会第二代会長で包装界に多大な功績のあった故木下又三郎氏の功績を記念して創設された表彰事業で、「研究開発」「改善合理化」「新規創出」の3部門において包装産業に貢献のあった製品・技術に与えられる。

 今回受賞した新方式スプレー容器は、「浴槽をこすらずに洗える」浴室洗剤を実現するため、1回のスプレーで浴槽全体にムラなく2倍の量の洗剤をかけられるようトリガー式スプレーヤとして新たに開発された。

 新方式スプレー容器を搭載した「ルックプラス バスタブクレンジング」は、浴槽全体にミストを吹きかけて60秒後に流すだけで浴槽をこすらずに洗えるという新たなお風呂掃除習慣の提案や、テコの原理を応用した引きやすいレバーなどユニバーサルデザインの思想に基づいた商品設計、店頭での目立つパッケージングなどが好感され、発売開始から約6カ月間の累計販売個数が、本体のみで500万個、つめかえ用と合わせた総売上個数が1300万個を突破し、その後も好調な売上を継続している。
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