日光ケミカルズ、メラニンの排出を促すリノール酸誘導体を展開

C&T 2019年3月15日号 42ページ

日光ケミカルズ、メラニンの排出を促すリノール酸誘導体を展開
 日光ケミカルズは、コロイド化学と皮膚科学をベースにグループ7社の総合力を活かし、幅広いニーズに応えるトータルサポートサービスを展開している。さらにグローバルネットワークを活かして世界中に、安全・安心で安定供給可能な原料を提供している。同社は現在、メラニンの排出を促すリノール酸誘導体「NIKKOL VF-LINO」の展開に再注力している。

 「NIKKOL VF-LINO」は、サフラワー油由来のリノール酸のエチルエステルで、色素細胞でのメラニン産生抑制、表皮細胞でのメラノソーム取り込み抑制、効率的なメラニン排出促進などに有用な活性成分だ。医薬部外品の添加剤として収載されているだけでなく、中国INCIに対応しているため、グローバルな展開を視野に入れた製品への配合も推奨できるという。

 「ビタミンC誘導体などの従来の美白有効成分では、メラニン産生抑制に重点を置く製品が多い一方、メラニン産生後に対応した製品が少なかった。しかし、『NIKKOL VF-LINO』はメラニン産生抑制と同時に、メラノソームの取り込みを抑制し、ターンオーバーを正常な状態に整える。このため、減らしたいメラニンにも対応できるため、従来製品よりも即時的な効果を実感していただける製品になっている」(コスモステクニカルセンター 有用性・安全性評価部 副主任研究員 横田真理子氏)

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