日光ケミカルズ、メラニンの排出を促すリノール酸誘導体を展開

C&T 2019年3月15日号 42ページ

日光ケミカルズ、メラニンの排出を促すリノール酸誘導体を展開


 臨床試験では、健常女性を被験者に色ムラの原因となる3種のシミパラメータ(「シミ」、将来的に表在化が予想される「隠れジミ」、表皮層に存在するシミのリスクとなりうるメラニン「茶ジミ」)を指標に、「NIKKOL VF-LINO」の作用を評価した。

 臨床試験では、「NIKKOL VF-LINO」配合製剤とプラセボ製剤をブラインドで4週間連用し、2週間ごとにシミ・隠れジミ・茶ジミの数を画像解析した。

 その結果、「NIKKOL VF-LINO」配合製剤では、塗布2週間後から隠れジミと茶ジミが有意に減少し、4週間後にはシミと茶ジミの数が有意に減少し、皮膚の色ムラ改善に有用であることが確認された。

 また、同様の試験方法で、「NIKKOL VF-LINO」配合製剤による炎症後色素沈着(傷あと、虫刺されあと、ニキビあと)に対する効果も確認している(図)。この試験では、画像解析において、皮膚のシミ・明度(L*)・隠れジミ・落屑(ターンオーバーの指標)を調査した。

 その結果、塗布部位では4週間後にシミ面積が減少し、皮膚色が有意に明るくなったことがわかった。また、隠れジミが2週間後から、細胞面積が2週間以降で有意に減少しており、早期から皮膚と色素沈着の改善作用を促せることが期待されるという。
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