カネボウ、コミュニケーションツール「Touch&Bloom」を導入

粧業日報 2019年6月28日号 4ページ

カネボウ、コミュニケーションツール「Touch&Bloom」を導入
 カネボウ化粧品は、グローバルプレステージブランド「KANEBO」の百貨店カウンターに、自分自身の肌への触れ方を花の咲き方としてビジュアル化するコミュニケーションツール「Touch&Bloom」を7月より導入する。

 KANEBOではブランド誕生以来、手で肌に触れるお手入れの重要性を店頭やブランドサイトを通じて訴求してきた。

 同社の調べによると、肌に触れるときに手指がしっかり密着していると角層の水分量が上がり、ゆっくりで一定の動きだとリラックスした気分になるという。

 「Touch&Bloom」は、花王の感覚科学研究所・スキンケア研究所とインタラクティブメディア研究者の筧康明氏が共同開発したもので、iPadと触れ方を感知するセンサーリングのセットで使用する。

 指につけたセンサーが密着の度合いと一定の動きかを読み取り、測定された密着の度合いは花びらの大きさで表現され、一定の動きかどうかは花びらの間隔で表現される。触れている間の10秒間が花一周分、時計回りに反映され、密着度が十分であると大きい花びらになり、動きが一定であると花びらが均等に並んだバランスよい花が咲く。

 店頭では、「十分な密着」「一定の動き」「ゆっくり」の3つの視点で、無意識に行いがちな触れるという行為に気付きを与え、自分自身のスキンケアと向き合う機会を提供していく。

 KANEBOでは、「Touch&Bloom」を用いて自分の手で肌に触れることの大切さを訴求し、毎日のスキンケアのひとときを心地よく感じながらきれいにつながる時間にすることを目指す。
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