P&G、「みんなの表彰台プロジェクト」をスタート

粧業日報 2019年7月3日号 3ページ

P&G、「みんなの表彰台プロジェクト」をスタート
 P&Gは6月13日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と、東京2020・P&G「みんなの表彰台プロジェクト」合同記者発表会を行った。

 今回発表されたプロジェクトでは、使用済み製品のプラスチック容器などのリサイクル素材を消費者から回収し、東京オリンピック・パラリンピックの表彰台制作に再生利用することが盛り込まれた。

 同社はコーポレートシチズンシップ活動の重要な柱の1つとして、世界中で持続可能な社会を実現すべく、製品パッケージに再生プラスチックや海洋プラスチックの利用を実施してきた。こうした過去の知見を踏まえ、同プロジェクトの発足に至ったという。

 持続可能性に配慮した大会としての成功以外にも、日本における3R(リデュース・リユース・リサイクル)の消費者意識を促進し、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献も掲げている。

 「同プロジェクトは、オリンピック・パラリンピック史上初の試みだ。皆様の活動が未来を変えるレガシーとなることを期待している。ぜひ協力していただきたい」(スタニスタブ・ベセラ社長)

 また、東京2020組織委員会の森喜朗会長は、「金属と木材は既にメダル、選手村という形で取り組んできた。今回プラスチックに挑戦することで、持続可能性に必要な最後のピースが埋められる」と意気込みを語った。
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