ポーラ、目もと全体の美しさをサポートする複合成分を開発

粧業日報 2019年7月5日号 6ページ

ポーラ、目もと全体の美しさをサポートする複合成分を開発
 ポーラは、糖化や炎症による目もとの変化について研究した結果、「目に存在するたんぱく質『RAGE』が目もとの組織や機能に影響を与え、白目の充血やまつ毛の脱毛、クマやむくみ、うるおいやバリア機能の低下を引き起こすこと」「『紅花エキス』が、ダメージたんぱく『RAGE』を不活性化させること」「『紅花エキス』『米由来ポリアミン』『紅紫菊』を配合したオリジナル成分が、ダメージたんぱく『RAGE』による目もとへの悪影響を抑制すること」を発見した。

 同社が今回開発した「紅花エキス」「米由来ポリアミン」「紅紫菊」を配合したオリジナル成分は、今年10月発売に予定する商品に応用される。

 「RAGE」は、体内に存在するたんぱく質の一種で、からだを守る免疫機能を持ち、血管の集中する部位や外界の刺激を多く受ける部位に存在し、加齢や肥満による糖化などの内部刺激や、紫外線や花粉・ハウスダスト・ほこり等の外部刺激による炎症で増加する。

 眼のように外的刺激の影響を受けやすいところでは多く存在し、糖化によってできる老化物質である最終糖化産物AGEsと結合して組織や機能にダメージを与えることが知られている。

 研究では、目もとで「RAGE」の量が増え活性化することにより、炎症により白目の充血が起こり、まつ毛の脱毛や毛成長が遅れ、血管へのダメージでクマやむくみ、うるおいやバリア機能の低下など様々な影響が起きることがわかった。

 そこで今回、「RAGE」を減少させるとともに目もとの糖化・炎症を抑制するエキスを探索した結果、「紅花エキス」「米由来ポリアミン」「紅紫菊」を配合したオリジナル成分にその効果があることを確認した。
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