ウエラ プロフェッショナル、個別に最適なヘアケアを視覚化

週刊粧業 2019年7月8日号 52ページ

ウエラ プロフェッショナル、個別に最適なヘアケアを視覚化
 HFCプレステージジャパン(COTYグループ)のウエラ プロフェッショナルが2017年7月に発売したヘアケアブランド「SYSTEM PROFESSIONAL(システム プロフェッショナル)は、デジタルデバイスを用いた独自の診断メソッドとヘアサロンのカウンセリングを融合させることで、約3000万通りの組み合わせから一人ひとりの髪や頭皮のニーズに応じたパーソナライズケアを実現する。

 システム プロフェッショナルは、髪のケラチン繊維を束ねる役割のリピッド(脂質)に着目し、人それぞれ個別のリピッドバランス(ヘアエナジー)をコード表記により視覚化(エナジーコード)し、独自の診断メソッド「エナジーコードマッピング」を通じて一人ひとりに最適なヘアケアを実現するアイテムを導き出す。

 マーケティングディレクターの鈴木聖氏に、ヘアケアのパーソナライゼーションの実現について話を聞いた。

 ――システム プロフェッショナルの開発経緯をお聞かせください。

 鈴木 システム プロフェッショナルは、40年以上前に誕生したブランドだが、当時から一人ひとり異なる髪の特性に着目してパーソナライズドケアの実現を目指し、進化してきた。

 エナジーコードのような記号も用いてサロンと共有してきたが、今回のように、そのコード表記を視覚化し、付加価値サービスとしてお客様に見せるというコンセプトではなかった。

 「コードの視覚化」という新たなコンセプトに加え、配合する新コンディショニング成分(エナジーコードコンプレックス)なども含め、従来とは別格のブランドという位置づけでリリースした。

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