小林製薬、男性シミに特化してニーズ顕在化

週刊粧業 2019年7月1日号 23ページ

小林製薬、男性シミに特化してニーズ顕在化
 小林製薬は、今春にトラネキサム酸を新配合してリニューアルした男性向けシミ対策スキンケアブランド「メンズケシミン」(医薬部外品、3種4品)の育成強化を下期も進める。

 同社は「男性はシミがあること自体に気づいていない人も多い。Web広告なども活用し、自分事化を促すようなプロモーションを推進していく」と話す。

 同社は、シミ対策ブランド「ケシミン」を展開する中で、ケシミン購入者層のうち1割弱を男性客が占めていたことに注目し、2014年に男性のシミ対策専門ブランドとして「メンズケシミン」を立ち上げた。

 拡大傾向にある男性スキンケア市場で保湿ケア訴求のブランドが多い中、メンズケシミンは男性の「シミ」に関する潜在ニーズを引き出し、発売から売上好調をキープしている。18年も売上高は前年比2ケタ以上の伸長率を達成した。

 同社は、発売後も男性のシミに関する研究を進め、「男性シミは40代から肥大化」し、「女性のシミよりも色が濃く、目立ちやすい」ことを発見した。男性シミと女性シミの違いについて、同社は、ヒゲ剃りや日やけ止めを塗らない、スキンケアをしないなど男性の生活習慣から、女性より炎症の起こりやすい肌になっていると考察し、研究を進めていく中で「トラネキサム酸」に、男性シミの原因の一つであるプラスミン(炎症性物質)の活性を抑制する効果を確認した。

 展開する化粧水(ボトル160mL、詰替用140mL)、乳液(110mL)、クリーム(20g)のシリーズ共通有効成分には、ビタミンC誘導体を採用してきたが、今回、「トラネキサム酸」の処方に変更してリニューアルした。これまでメンズケシミンユーザーの中心世代は50~60代だが、40代からのシミケアを啓発していく。
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