資生堂・魚谷社長、「30% Club Japan」の初代会長に就任

粧業日報 2019年7月23日号 3ページ

資生堂・魚谷社長、「30% Club Japan」の初代会長に就任
 資生堂の魚谷雅彦社長兼CEOは、企業の役員に占める女性の割合向上を目的に英国で創設された「30% Club」(サーティパーセント クラブ)の日本における正式な活動開始(5月1日~)を受け、初代会長に7月5日付で就任した。

 「30% Club」は、2010年に英国で創設された役員に占める女性割合の向上を目的とした取り組みを様々なアプローチから推進する活動で、日本を含む14の国と地域で展開しており、女性役員割合の向上に大きく貢献している。

 5月から活動を開始した「30% Club Japan」は、企業、機関投資家、政府、メディア、プロフェッショナルファーム、大学等が協働するプラットフォームとなり、実績のある様々なイニシアチブを集中的に展開することで効果的に企業のダイバーシティを実現している。

 資生堂は「30% Club Japan」を通じて、日本社会におけるジェンダーバランスの実現に向けた取り組みを加速させていく。

 魚谷氏は会長就任にあたり、「ジェンダーを含むダイバーシティ、特に重要な意思決定における多様性が大切であることは言うまでもなく、多くのビジネス上のメリットを企業にもたらすことが知られている。一方、日本のジェンダーギャップの問題は深刻で、これに真剣に取り組むことは、日本の企業トップとして極めて重要なミッションであると考えている。今後は社内だけでなく、社会の女性活躍のために新たな取り組みを進めるとともに、『30% Club Japan』を通じて、異なるバックグランドを持った人々それぞれが尊重され、持てる個の力を最大限に発揮できる持続可能な日本社会の実現を目指す」とコメントしている。
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