サイエンスコスメ、新時代へ導く最先端研究

週刊粧業 2019年7月22日号 1ページ

サイエンスコスメ、新時代へ導く最先端研究
 「リポソーム化」や「ナノカプセル技術」など、当初は製薬技術として注目されていた科学的知見が化粧品分野に活用された「サイエンスコスメ」は、各社での研究開発が進み、ブランドの付加価値を高める動きが顕在化している。

 また、近年は富士フイルムなど異業種の参入も見られ、今後さらに研究が進んでいくカテゴリーの1つであることは間違いない。

 最近では、「サイエンス」を背景に機能性や革新性を打ち出し、ブランドとして強い技術訴求を行うプロモーションも活発化している。

 本特集では、長年の取り組みにより、さらに進化を続けるサイエンスコスメを紹介する。

06年の富士フイルム参入以降
技術を打ち出す傾向が顕著に

 サイエンスコスメという領域が注目され始めたのは、国内の化粧品市場が大きく成長した1970年代前半頃だという。化粧品の「安全性」が問われ始め、原料の有効性や処方開発の研究が進む中で、化粧品とサイエンスが結びつきを強めていった。

 1991年には「SPF測定法」が基準化されたことで、日やけ止め市場が創造され、広がりを見せ始めた。こうした中で、美白化粧品はサイエンスコスメの底上げにつながった。

あと73%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > サイエンスコスメ、新時代へ導く最先端研究

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop