ドクターフィル コスメティクス、弱バリア肌向けの新シリーズ

粧業日報 2019年8月6日号 2ページ

ドクターフィル コスメティクス、弱バリア肌向けの新シリーズ
 ドクターフィル コスメティクスは10月16日、女性皮膚科医の視点から生まれたドクターズコスメの先駆けブランド「フイルナチュラント」から、肌のバリア機能をサポートし、うるおいに満ちた肌を目指す新スキンケアシリーズ「エクスバリア」(8品目8品種、2800円~5000円)を、全国の化粧品専門店やGMS(イオン)、百貨店、公式通販サイトにて発売する。

 皮膚のバリア機能は、皮脂バリア層・角層バリア層・TJ(タイトジャンクション)バリア層の3層で構成され、外的刺激から皮膚を守り、皮膚内部の水分蒸散を防ぐ役割を持つ。しかし、このうち1層でもバリア機能が弱まると肌内部の水分が蒸散し、外部からの刺激を受けやすくなり、敏感症状を起こしてしまう。

 同社ではこうしたバリア機能の低下した肌を「弱バリア肌」と定義し、皮膚科専門医とコーセー研究所と共同で、化粧水・美容液ゲル・クリームの3品で3つのバリア層に不足している成分を補強する「バリアコンプリーションシステム」を開発し、バリア機能と同じ役割を果たす擬似バリア膜を肌上に形成するスイゼンジノリ由来の有用成分「サクラン」を全品に配合。外部刺激や水分蒸散を遮断しながら弱バリア肌を根本から立て直すエクスバリアシリーズを誕生させた。

 商品ラインナップはクレンジング1品(130g2800円)、洗顔1品(140g2800円)、化粧水3品(150mL・各4000円)、美容液ゲル1品(50g4000円)、クリーム2品(44g各5000円)の全8品で、このうち化粧水にはタイトジャンクション構成タンパク質の生成を増加させる「ホスホリルオリゴ糖Ca」、美容液ゲルには角層バリア層を補強する「セラミド類似ポリマー」「アセチルヒドロキシプロリン」を配合した。

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