ポーラグループ、シワ改善薬用化粧品を複数ブランドより発売

　ポーラ・オルビスホールディングスは、グループ会社のオルビスとDECENCIAより、シワ改善効果のある「ナイアシンアミド」を配合した薬用化粧品「オルビスリンクルホワイトエッセンス」（医薬部外品、30g4500円、9月21日発売）と、「ディセンシアアヤナスリンクルO/L コンセントレート」（医薬部外品、30mL・6500円、10月1日発売）を2019年秋に発売する。

　今回、シワ改善領域のパイオニアであるポーラ化成工業の技術力を活かした独自処方により、各社のターゲットに合わせたシワ改善美容液を誕生させた。グループ全体でシワ改善市場でのプレゼンスを高め、さらなる市場活性化を目指していく。

　シワ改善機能を有する薬用化粧品市場は、ポーラの「リンクルショットメディカルセラム」（20g1万3500円）が日本初の承認を獲得し発売したことを皮切りに、相次いでシワ改善美容液が登場し、活況を呈している。

　特に、リンクルショットはポーラ化成工業の技術力を結集し、市場で初めてシワ改善に特化した成分「ニールワン」を独自に開発・配合することに成功した商品で、2017年1月の発売以来、累計約184万個、約245億円の売上（2017年1月1日～2019年3月31日、ポーラ調べ）を記録し、存在感を放っている。

　また、シワ改善機能品を含む2018年アンチエイジング化粧品市場は前年比7.6％増の7985億円（富士経済「機能性化粧品マーケティング要覧 2018」）と年々拡大しており、今後も成長が期待されている。

　ポーラ・オルビスグループは、ポーラ化成工業の技術力と、各ブランドの販売網やマーケティング力を活かし、シワに悩む多くの人へ各々のターゲットに適した商品を提案することで、シワ改善市場全体の活性化を目指す。