ライオン大阪工場、アカウミガメの保護活動を実施

粧業日報 2019年8月8日号 6ページ

ライオン大阪工場、アカウミガメの保護活動を実施
 ライオン大阪工場では、「NPO法人日本ウミガメ協議会(松沢慶将会長)」「みなべウミガメ研究班(尾田賢治会長)」と協働し、2010年から和歌山県みなべ町にて絶滅危惧種「アカウミガメ」の卵保護活動、砂浜清掃活動を行っており、活動開始から10年目を迎えた今年も「アカウミガメ」の産卵シーズンの7月19日より、2019年の活動をスタートした。

  和歌山県みなべ町千里浜海岸は、IUCN Red Listで絶滅危惧種に指定される「アカウミガメ」の本州最大の産卵地で、大阪府堺市で洗剤等を製造するライオン大阪工場では、2000年代後半にウミガメの卵や子ガメが野生のタヌキに襲われる食害が深刻化していたことをきっかけに、2010年から「NPO法人日本ウミガメ協議会」や「みなべウミガメ研究班」と連携し、ウミガメの保護・調査活動を開始している。

 工場の技術・資材を用いて、防護柵や竹網の製作、設置方法も含めて年々改良を重ね、2016年には食害ゼロを達成し、ウミガメの直接的な保護に貢献している。

 また同海岸では、ゴミの回収も行い、海浜生態系の保全に努めており、10年間での活動回数は128回となり、延べ1853人の社員が参加している。

 7月20日には、産卵されたウミガメの卵の位置を確認し、砂中に防護柵を埋設したという。
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