メナード、加齢による記憶力低下の要因を解明、健食への応用も

粧業日報 2019年8月22日号 5ページ

メナード、加齢による記憶力低下の要因を解明、健食への応用も
 日本メナード化粧品はこのほど、「フラクタルカイン」と呼ばれる炎症物質のタンパク質の増加により、脳の海馬に存在する神経幹細胞からの神経新生が妨げられて記憶力の低下につながることを発見した。

 同社は今後、炎症物質フラクタルカインを抑制する食事や睡眠などの具体的な生活スタイルを明らかにするとともに、健康食品などの開発に応用していくという。この研究成果については、新潟市内で7月25日~28日に開催された第42回日本神経科学大会にて発表した。

 高齢化が進む日本において、健康寿命の延伸が重要課題となっており、同社は、加齢にともなう記憶力の低下に着目して研究を進めている。

 脳の中で、大脳の大脳辺縁系にある海馬は、記憶を一時的に保存したり、記憶すべき情報を大脳皮質へ送り長期記憶として定着させたりする役割を担っている。

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