アンド・コスメ、メンズコスメの枠組みを超え価値創出

C&T 2019年6月17日号 68ページ

アンド・コスメ、メンズコスメの枠組みを超え価値創出
 大阪を本社に墓石などを扱う石材関連サービスを展開する加登がハッピーなプロジェクトも手がけたいとの想いから立ち上げたメンズコスメブランド「BOTCHAN(ボッチャン)」(アンド・コスメ社)は、化粧品の枠を超えて様々な業種と接点を広げている。

 2018年2月より自社オンラインショップをメインに販売する傍ら、コミュニケーション戦略では、「You meet BOTCHAN」を掲げてポップアップストアやライブイベントなどリアル空間でのブランド体験を提供し、新たなメンズコスメの価値を創出している。

リアル空間での体験を有効活用し接点拡大
ギフト需要にはコラボ企画でシナジー生む

 化粧品業界への参入について、アンド・コスメの加登隆太社長は「お墓の需要は人口構造的に少子化による減少が避けられない。そのため、新たな柱となる事業を考えていた。既存事業は、陰か陽かで言えば、陰の業務。

 新しい事業は陽の業務にしたいと思っていた。そんな頃に化粧品原料メーカーの方と出会ったのをきっかけに、化粧品への関心を高めた」と振り返り、加登愛子専務は、参入領域をメンズコスメに選んだ理由について、「既存のメンズコスメでは満足しない、雑誌でフィーチャーされるような自分の価値観や感性を大切に生きる20~30代の『繊細男子』に向けて提案しようと構想しはじめた」と説明する。

あと79%

C&Tの有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > アンド・コスメ、メンズコスメの枠組みを超え価値創出

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop