ダラーストア2強上期決算、業績が明暗分ける

粧業日報 2019年9月6日号 3ページ

ダラーストア2強上期決算、業績が明暗分ける
 全米ダラーストア2強の2019年上期決算は、既存店が好調に推移したが、荒利益率、経費率が共に悪化したことで収益性が低下した。

 ダラー ゼネラルが増収増益だった一方、ダラー ツリーは、ファミリー ダラーの不採算店舗を大量閉鎖したことで増収営業減益と明暗を分けた。だがファミリー ダラーのダラー ツリーへの転換は順調に進んでおり、収益性の回復に向けた道筋が見えてきた。

 なおダラー ツリー単体は増収増益と堅調で、営業利益率も12%台を確保している。

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