イオン、ウエルシアと合弁でイオンレーヴコスメ設立

粧業日報 2019年9月10日号 2ページ

カンタンに言うと

  • フランスのナチュラルコスメ「イヴ・ロシェ」を独占販売
  • 素材・成分を自社開発
  • ショップ展開も視野に
イオン、ウエルシアと合弁でイオンレーヴコスメ設立
 イオン(岡田元也社長)はウエルシアホールディングス(松本忠久社長)と合弁でイオンレーヴコスメ(中島裕子社長)を設立し、フランスのボタニカルブランド「YVES ROCHER」(イヴ・ロシェ)を独占販売する。

 ナチュラル・オーガニックコスメは需要があるものの、価格面が障壁となっており、若い世代をターゲットに日常使いのイヴ・ロシェを提案することで、市場の開拓に取り組む。欧米並みにコスメティック市場で10%の確保を視野に入れる。19年度は、関東エリア100店で販売する。

 日本の化粧品市場は米国、中国に次いで3番目となっている。伸び率は2%強で推移しているが、ナチュラル&オーガニックコスメは5%を超え、今後も成長が見込まれる。ナショナル・オーガニックコスメのポテンシャルについて、イオンの難波廣幸ヘルス&ウエルネス事業担当は次のように語る。

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