花王アタックZERO、発売5カ月で累積出荷数が4500万本を突破

粧業日報 2019年9月12日号 5ページ

花王アタックZERO、発売5カ月で累積出荷数が4500万本を突破
 花王が今年4月に発売した衣料用濃縮液体洗剤「アタック ZERO」は、発売5カ月で累計出荷数量(レギュラー/ドラム式専用 各本体容量換算)が4500万本を上回り、4604万本を記録した。

 この数字は、アタックNeoシリーズ発売から5カ月間の累計出荷数量換算に対し、約150%の実績に相当するという。

 同社では販売好調の理由について、「少ない水で大量の洗たく物を洗うケースが増え、家庭内衣類の4割を多機能性をもつ化学繊維が占める中、誰でも失敗せずに使用できる洗たく用洗剤が求められおり、『落ちにくい汚れ』ゼロへ、『生乾き臭』ゼロへ、『洗剤残り』ゼロへ、という『ゼロ洗浄』技術を採用したアタックZEROの洗浄力が、こうした大きな環境変化、ライフスタイルの変化にマッチし、顧客からの高い支持を得た」と分析している。

 また、開発に約4年を費やした「ワンハンドプッシュボトル」が簡便性を求める消費者から支持されていること、少ない水でのたたき洗いに最適な「ドラム式専用」を新たにラインナップに加えたこと、「#洗濯愛してる会」に代表されるコミュニケーション施策が大きな話題を呼んだことも、好調な販売を後押ししたと分析している。
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