ホシケミカルズ、細胞核の健康に着目したコケ由来化粧品原料を提案

C&T 2019年6月17日号 44ページ

ホシケミカルズ、細胞核の健康に着目したコケ由来化粧品原料を提案



 in vivoでは、モスセルテック№1を2%配合したクリームと無添加のプラセボを1日2回、前腕の内側に塗布して28日間使用して比較した。その結果、モスセルテック№1配合クリームでは、プラセボと比較してTEWL(経表皮水分蒸散量)が約8%減少し、シワの深さが15%減少した。

 また、モスセルテック№1を2%配合したクリームを14日間、1日のうち2~5時間を屋外で過ごした23名(女性、39~53歳、平均45.4歳)の顔半分に1日2回塗布し、残りの半分はプラセボを塗布した。その結果、モスセルテック№1配合クリームでは、プラセボと比較して肌水分が6%以上向上し、被験者の100%でポジティブな効果が得られた。

 さらに、TEWLが8%以上改善し、被験者の91%でポジティブな効果が得られたほか、肌トーンの均質性が向上し、毛穴が目立たなくなった(図)。これらのデータから、モスセルテック№1が細胞核の輸送に関する遺伝子発現を向上することによって肌の抵抗力を高め、ストレスフルな環境下でも肌の順応性を改善することが示唆される。

 「用途はスキンケア全般で、クリームやローションへの配合を推奨している。OEM事業も展開している当社では今後、サステイナブルでエビデンスのあるスキンケア製品を求めるクライアント企業に向けて、モスセルテック№1を配合したアイテムを提案していきたい」(営業部第三チーム 荷口直也氏)
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