ウィズダム、中国KOLを活用したライブコマースイベント開催

粧業日報 2019年9月19日号 4ページ

ウィズダム、中国KOLを活用したライブコマースイベント開催
 薬用化粧品・機能性表示食品のOEM事業を展開する天真堂と資本・業務提携し、中国を中心に化粧品OEM事業などを展開するウィズダム(本社=東京都江東区)は、1億3000万人以上が登録する中国のライブチャットアプリ「蘑菇街(モグジエ)」と合同で、人気KOLを招いたライブコマースイベントを9月4日に銀座三越8階のJapan Duty Free GINZAで開催した。

 イベント当日は、ウィズダムの丹羽正也代表取締役とモグジエの黄昭洁(ファン・シャオジェ)副社長が主催社挨拶を行ったほか、俳優の李晨(リー・チェン)とモデルの熊黛林(リン・ホン)が登壇し、イベントを盛り上げた。

 丹羽氏は、今回のイベントの狙いについて「中国への進出を目指す日本企業をさらに支援するため、NB商品のMY(メモリーヤング)をグローバルに展開し、販売チャネルの開拓を進めていく。OEMに関しては今後、中国だけでなく、日本のお客様からも化粧品や医薬部外品の受注を広げていきたい」と語った。

 黄氏は、「美容・ファッションのカテゴリーでライブコマースが注目を集める中、今後も様々な企業とコラボレーションし、ライブコマースを広めていきたい」と挨拶した。

 イベント終了後には、リー・チェン氏とリン・ホン氏が人気KOLのライブ配信に参加し、中国の視聴者に向けてウィズダムが展開する美容液「MYシリーズ」(MY HL エッセンス(1.3mL×90包、1万8200円)/MY PL エッセンス(1.3mL×90包、1万5980円))を紹介した。

 5日18時時点でのライブコマース販売数が140万包を記録し、同社では今回のイベントを皮切りに、独身の日(11月11日)に向けて中国でのプロモーションを積極的に進めていくという。
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