資生堂、IoTスキンケアシステム「Oputune」が好スタート

C&T 2019年6月17日号 16ページ

資生堂、IoTスキンケアシステム「Oputune」が好スタート
 資生堂は2018年3月、最先端の皮膚科学研究や美容技術の知見に、デジタルテクノロジーを掛け合わせることで、スキンケアのパーソナライゼーションを実現する新しいスキンケアシステム「Optune(以下、オプチューン)」(写真)のβ版テスト販売(第1期=2018年3月~2019年2月)を開始した。

 オプチューンは、オプチマイズ(最適化)とチューニング(調律)をネーミングの由来とし、1人ひとりその時どきの肌環境に合わせてケアが変わるIoTスキンケアシステムで、スマートフォン(iPhone)にダウンロードした専用のアプリケーションソフトによる肌測定データや、温湿度などの環境データを独自のアルゴリズムで分析し、その時どきに応じたスキンケアを専用マシンから提供。

 セラム3種(DR・OR・ST)とモイスチャライザー2種(モーニング・ナイト)の専用カートリッジをマシンにセットし、1000パターン以上の組み合わせから選び出された2ステップケアで1人ひとり、その時どきの肌の要求に対応する。

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