2019年訪販化粧品業界、つながりを求める時代が追い風に

週刊粧業 2019年10月7日号 1ページ

2019年訪販化粧品業界、つながりを求める時代が追い風に
 訪販業界に限らず、少子高齢化にともなう人口減少が成長課題となる中、近年の働き方改革の推進により、働く女性の増加傾向が続いている。厚生労働省が発表している8月の有効求人倍率は1.59倍となり、今年1月の1.63倍から0.04ポイント低下しているものの、依然として高い水準にある。

 人を介したサービスを機軸にする訪販業界にとっては、在宅率の低下とともに、販売員(ディストリビューター)の獲得も喫緊かつ今後ますます重要な課題となっている。

 そう認識を強める訪販各社は、職業としての販売員の魅力や活動意欲を高める教育制度の充実・見直しを推進しながら、新たな顧客との接点拡大や愛用者増大に向けた組織づくりを進めている。

 本紙では業界動向を追う目的で春と秋の2回にわたり特集を組んでいるが、この半年の間で手応えを掴んだ取り組みも各社から聞こえてきている。

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