小林製薬、世界のニッチ市場を開拓・深耕へ

週刊粧業 2019年10月21日号 18ページ

小林製薬、世界のニッチ市場を開拓・深耕へ
 小林製薬が2017年12月期からの中期3カ年経営計画で成長4事業の1つに位置づける海外事業は、米国・中国・東南アジアを注力エリアに、使い捨てカイロや額用冷却シート、外用消炎鎮痛剤などを販売している。

 中期計画最終年度となる2019年12月期も第2四半期を終えて前年同期比5.0%増の101億円で好調をキープし、通期では10.5%増の283億円を見込む。広報・IR部の木村孝行部長に話を聞いた。

 ――1998年に米中で海外ビジネスをスタートして20年以上が経過します。

 木村 海外進出をスタートした90年代後半は、額用冷却シート「熱さまシート」など当社の中でもヒット商品が多く生まれていた時代でもあった。

 海外進出では、日本でヒットした商品を中心に試行錯誤を繰り返し、カイロと額用冷却シートを中心に市場を開拓していく現在のスタイルを築いていった。結果として、日本市場と同様、暑い時は冷たいもの、寒い時は温かいものを提案するといった、当社の強みである「わかりやすいマーケティング」で海外事業を成長拡大してきたといえる。

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