資生堂 2019年12月期第3四半期決算、増収増益

粧業日報 2019年11月13日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 売上高、営業利益、純利益は過去最高に
資生堂 2019年12月期第3四半期決算、増収増益
 資生堂の2019年12月期第3四半期連結業績は、売上高が前年同期比5.1%増の8466億2500万円、営業利益が1.9%増の1033億2400万円、経常利益が1.9%減の1007億1800万円、純利益が13.2%増の724億5800万円となり、売上高、営業利益、純利益は過去最高となった。売上高は11四半期連続で増収となっている。

 主要ブランドの伸び率については、「SHISEIDO」が+19%、「クレ・ド・ポー ボーテ」が+12%、「NARS」が+15%、「イプサ」が+13%、「LAURA MERCIER」が+14%、「Dolce&Gabbana」が+7%、「アネッサ」が+9%、「エリクシール」が+19%となった。

 プレステージブランドは、グローバル全体で成長が拡大し、11%の増収となった。特に、中国ではプレステージブランドで店頭売上が40%超の成長となった。「クレ・ド・ポー ボーテ」では成長モメンタムが改善し、上期に6%だった成長性が20%超となり、売上高も2000億円に近づいてきた。

 売上高は、現地通貨ベースで7.2%増、円換算後では5.1%増となった。アメニティグッズ事業等の撤退影響を除く実質ベースでは7.7%増となっている。

 営業利益は、マーケティングや研究開発、人材への投資を強化する一方、売上増に伴う差益増等により、1.9%増となった。また、営業利益率は1.1P改善し12.2%と2ケタの収益性を継続している。

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