マンダム、2020年3月期2Qは国内低調で増収減益

粧業日報 2019年11月18日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 海外で成長拡大を図りつつ、新商品の積極投入で増益基調に
  • 国内は夏シーズン品とインバウンド商材が苦戦
  • 海外は成長エリアが拡大、「ビフェスタ」が売上を牽引
マンダム、2020年3月期2Qは国内低調で増収減益
 マンダムの2020年3月期第2四半期決算は、マレーシアや中国などの海外事業が好調に推移した一方、国内で天候不順により夏シーズン品の売上や一部の女性用化粧品で取り込んでいたインバウンド売上が想定以上に落ち込み、増収減益となった。

 売上高が前年同期比1.3%増の444億3900万円、営業利益が30.2%減の46億2800万円、経常利益が28.7%減の51億700万円、純利益が32.4%減の32億7600万円だった。

 同社は創業100周年を迎える2027年に企業としてありたい姿を掲げた「ビジョン2027」の実現に向けて、17年度から19年度の3カ年中期経営計画(MP-12)で企業基盤の整備を進めており、今期は最終年度にあたる。

 先ごろ開いた決算説明会で、亀田泰明取締役・専務執行役員は、業績面で今上期がMP-12の計画未達になったことを振り返った上で、「下期は海外で好調なエリアの成長拡大を図りながら、国内外で新商品を数多く展開していく予定であり、可能な限り挽回を図る」と話し、通期の業績予想も「現時点では修正しない」と前を向いた。

 通期は、売上高が7.6%増の850億円、営業利益が10.2%増の78億6000万円、経常利益が6.5%増の86億9000万円、純利益が10.5%増の56億2000万円を見込む。

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