2019年の卸流通化粧品市場、商品選択の幅が広がり活況

週刊粧業 2019年11月25日号 1ページ

2019年の卸流通化粧品市場、商品選択の幅が広がり活況
 化粧品業界では、販売チャネルの多角化が進む中で、値ごろ感と高品質を両立させた商品が増え、低価格帯に分類されるセルフコスメを中心に取り扱うドラッグストアやGMS、ホームセンターでは幅広い世代のニーズに応える売場が広がっている。

 各業態は人口減少が進む中で、ヘルス&ビューティケアのカテゴリーを強化する傾向が強まり、近年は特集紙面のシーオーメディカルのように、クリニックや皮膚科医監修によるドクターズコスメも手頃な価格で購入できるブランドが台頭してきている。

 今後も高機能化が進むことでセルフコスメ市場の活況は続きそうだ。

機能訴求でコスパ向上を推進
メーク中心に低年齢化が進行

 2019年化粧品市場については市場調査会社の富士経済が先ごろリリース発表しているが、小紙10月21号での取材で同社は19年上期を「横ばいから微減で推移」とした上で「通期では1~2%増になる」と予測した。

 価格帯別では、百貨店ブランドを中心とした高価格帯に対して、中・低価格帯の伸長幅は小さくなっているという。

 ただ、上期は内需の減少よりも、中国の新EC法の影響によりソーシャルバイヤーの買い控えが生じ、インバウンド需要減速の影響も大きかった。

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