ライオン、制汗成分の機能高める新技術で説明会を開催

粧業日報 2019年12月9日号 3ページ

ライオン、制汗成分の機能高める新技術で説明会を開催
 ライオンは11月28日、「制汗成分の機能を高める新技術」に関する説明会を開催し、ビューティケア研究所の佐野智生研究員が「ACH(クロルヒドロキシアルミニウム)機能強化成分」の開発背景について説明した。

 近年は、人間の体温を気温が上回る「スーパー猛暑」が常態化する中、女性の社会進出や服装の自由化が進み、ワキ汗に悩む生活者が増えている。

 ライオンが一般女性1500名に実施した調査(2019年)では、「制汗剤で汗もニオイも抑えることが必要だ」と考える人が92%に達する一方、同じく92%の人が「制汗剤ではワキの汗をしっかり止めることには限界がある」と考えていることがわかった。

 実際、この調査では、ワキ汗を止めたいというニーズは若年層(10代:58%、20代:52%、30代:51%、40代:49%)ほど高く、悩みが切実で、制汗剤の機能向上による汗ケアへの期待がますます高まっているという。

 同社では、医薬部外品に使用できる制汗成分として、有効性・使用性に優れるACHを活用し、「汗孔~汗管部でのゲル(プラグ化)」、とりわけ「皮膚表面での皮膜化」に取り組んできた。

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