資生堂、都が採択した容器リユース基盤「Loop」に参加

粧業日報 2019年12月12日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 2020年中にリユース容器を使用した商品の販売を開始
資生堂、都が採択した容器リユース基盤「Loop」に参加
 資生堂は、東京都が採択したテラサイクル社(アメリカ・ニュージャージー州)のショッピングプラットフォーム「Loop」にパートナー企業として参加する。

 2020年中に「Loop」のショッピングプラットフォームで、スキンケアブランド「アクアレーベル」からリユース可能な容器を使用した商品を販売する。

 なお、この取り組みについては12月5日から3日間にわたり開催された「エコプロ2019」(東京ビッグサイト)の東京都とテラサイクル社の共同ブース内で、パートナー企業として展示を行った。

 同社は、2019年に策定した新しい企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」を体現すべく、本業を通じた美のイノベーションにより、持続可能なよりよい世界の実現に長期視点で取り組む中、その一環として、容器のリユースに着目したショッピングプラットフォームである「Loop」にパートナー企業として参加することにした。

 「Loop」は、テラサイクル社が開発した循環型ショッピングプラットフォームで、従来の使い捨てされていたプラスチック製の一般消費財や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用することを可能としている。

 ニューヨークとパリでは既にサービスを始めており、日本では2020年中に東京都内で5000世帯を対象にしたサービスを開始する予定となっている。
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