michi kake 大丸梅田店5階、女性のリズムに寄り添う新ゾーン

週刊粧業 2019年12月9日号 7ページ

michi kake 大丸梅田店5階、女性のリズムに寄り添う新ゾーン
 大丸松坂屋百貨店が運営する大丸梅田店は5階フロアを一部リニューアルし、11月22日に新ゾーン「michi kake(ミチカケ)」(売場面積約270坪)をオープンした。

 「ミチカケ」ゾーンは「女性のリズムに寄り添う」をコンセプトに、気持ちが上がるコスメや雑貨に加え、性や生理といったデリケートな悩みに応えるサプリメントや漢方、アロマなど計17店舗・18ブランドを配置し、女性が内側に秘めた悩みや不安も解決していく。

 また、ゾーンには、同社が運営するセミセルフ業態「アミューズ ボーテ 大丸梅田店」(売場面積約40坪)も出店した。

 主軸のメークアップブランドを充実させつつ、「ミチカケ」のコンセプトを踏まえ、オーガニック系のスキンケアやフレグランス、バスソルトなども品揃えし、女性の気持ちに寄り添う接客で店舗を育成していく。

女性の性や生理の悩みに
踏み込み新たな価値提供

 オープンに先立ち開催されたメディア説明会にて、大丸梅田店の今津貴博店長は挨拶冒頭で「百貨店業態はオワコン(終わったコンテンツ)といわれて久しい状況にある」と述べ、新ゾーン「ミチカケ」の開発経緯についてこう続けた。

  「百貨店業態は日本の経済成長とともに生活者に豊かさと憧れを提供し続けることで、多くのお客様に支持されてきた。時代の変化とともに生活者のニーズは多様化が進んだが、百貨店はその成功体験を踏襲し、人気が高く安心感のあるものや、価値観が既に定まったものを品揃えして業界内で競争を繰り返してきた。見方を変えれば、そのことが、百貨店が魅力的でなくなった一因だと思うようになった」

 そうした危機感から、5階フロアの大幅な改装に向け、若手メンバーが中心となってプロジェクトを立ち上げ、昨年11月より本格的にスタートした。

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