ファンケル、「EMILIN-1」が弾性線維に重要であることを発見

粧業日報 2019年12月10日号 5ページ

ファンケル、「EMILIN-1」が弾性線維に重要であることを発見
 ファンケルは、北里大学医学部形成外科・美容外科学の武田啓教授と共同で、皮膚の透明化によって線維の内部構造を数値解析する独自技術と、遺伝子の解析技術を組み合わせた研究を行い、弾性線維を構成するタンパク質のうち「EMILIN-1」が、同線維の構造を若く維持するために重要であることを発見した。

 これまで、加齢とともに生じるシワは、皮膚内部のコラーゲン線維や弾性線維の構造の劣化が原因と考えられていたが、弾性線維の構造に「EMILIN-1」が関わっているという今回の発見により、弾性線維の構造の劣化を制御する次世代型アンチエイジング化粧品への応用が期待される。

 同成果は、9月にフランスのボルドーで開催された第49回欧州研究皮膚科学会(ESDR:EUROPEAN SOCIETY FOR DERMATOLOGICAL RESERCH)で発表した。

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