オルビス 小林社長、今後の成長戦略について説明

粧業日報 2020年1月7日号 2ページ

オルビス 小林社長、今後の成長戦略について説明
 オルビスは12月10日、「オルビス ユー」「ディフェンセラ」に続く第3の象徴商品のローンチや、コンセプトショップ(表参道)・免税店(韓国)の出店、AIを活用したパーソナライゼーションなど、今後の成長戦略についてアナウンスすべく記者懇談会を開催した。

「スマートエイジング」提唱し、
本質的な価値を追求する方向へ

 主催者を代表して小林琢磨社長が登壇し、就任後2年間の取り組みや、顧客接点進化の状況について語った。

 小林社長が就任した2018年1月時点のオルビスは成熟期を迎え、ベンチャー的なスピリットが弱まり、商品数が広がったことで提供価値が曖昧になるなど、改革を進め、市場でのプレゼンスを再び上げていくことが急務となっていた。

 そうした中、同社では守るべきものは守り、変えるべきところは変えていくことでさらなる進化を図るべく、小林社長のもと大胆な構造改革に着手し、10月には新たなブランドメッセージ「ここちを美しく。」を掲げ、「オルビスユー」シリーズの全面刷新を行った。

 オルビスというブランドは、創業ブランド「ポーラ」とは真逆のシンプルな価値を提供することを標榜して立ち上がった経緯があり、「余分なものを一切排除し、最小限のもので人が本来持っている強さや美しさを引き出す」ことがオルビスの強みであることから、時代に即した進化した提供価値として「スマートエイジング」を打ち出した。

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