コーセー、同社売上№1美白美容液を刷新

粧業日報 2020年1月9日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 効果感の優位性を継続強化し、「メラノショット ホワイト D」へ進化
コーセー、同社売上№1美白美容液を刷新
 コーセーは2月16日、独自の技術力を結集した高効能特化型ブランド「ONE BY KOSÉ」の薬用美白美容液「メラノショット ホワイト」(医薬部外品)をリニューアルし、「メラノショット ホワイト D」(医薬部外品、レギュラーサイズ40mL・5300円、つけかえ用40mL・5000円、ラージサイズ65mL・7500円、つけかえ用65mL・6900円、お試しミニサイズ(約12日分、限定品)1200円〈参考小売価格〉)として、全国のコーセー取扱店にて発売する。

 美白市場は3月と6月が最盛期を迎えることから、市場が立ち上がる前の2月に発売することにより、既存客の囲い込みと新客の獲得を図る。

 紫外線の強さが年々上昇し、猛暑が続くような環境変化から、生活者の美白ケア意識・UVケア意識が高まりをみせる中、各社による処方技術向上も相俟って美白市場・UVケア市場が拡大しており、UVケア商品も年々進化を続けている。

 同社では、このようにリニューアルのペースが速い美白市場において、「ONE BY KOSÉ」が持つ効果感の優位性を継続的に強化し、美白市場でのさらなるブランドプレゼンスの向上を目指す。具体的には、2~3月にかけて店頭・SNS・広告で連動したプロモーションを実施するとともに、Webでのサンプリング・プレゼントキャンペーンで競合優位性のあるアプローチを強化していく。

 2018年4月に発売した「メラノショット ホワイト」は、天然由来美白有効成分「コウジ酸」を配合し、シミのもとを無色化する薬用美白美容液で、同社の美白美容液史上、出荷個数№1の実績を記録している。今回、カリンエキスを加えた「ダイレクトブライター」と、「レスベラトロール」を新たに配合し、シミの発生源に直に効く「メラノショット ホワイト D」として刷新。商品鮮度や機能イメージの維持を図っていく。

 また、浸透促進成分オレイン酸エチルを配合した「メラノシューティカル処方」を引き続き採用。コウジ酸がシミの発生源であるメラノサイトを直撃し、メラニンの生成を効果的に抑え、シミ・ソバカスを防ぎ、美白効果を発揮する。朝・晩の手入れに、化粧水で肌を整えたあとに使うことで、明るい印象の肌に導く。

 容器の形状はそのままに、容器の色には、「シミのもとを無色化」を想起させるような、ブラックからシルバーへと変わるグラデーションカラーを新たに採用、効果への期待感を演出している。

 店頭では、3月の美白市場の立ち上がりから6月の市場最盛期まで、売場の鮮度を維持するため、アウト販売台を2月より提供し、4月にはメンテナンスを実施する。また、顧客への商品紹介を1分でできる「ONE minute 活動」を実施するとともに、コウジ酸の美白メカニズムをわかりやすく伝えるための店頭ツールも用意する。

 さらに、「ONE BY KOSÉ=機能性ブランド」としてのイメージ強化によって、顧客接点を最大化していく。

 その一環として、より多くの人々にアプローチできるよう販促施策を充実させる。トライアルサイズを数量限定で発売することで新客を開拓するとともに、新商品としてラージサイズと付け替え用も同時に発売することでリピート喚起・顧客固定化を狙う。
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