ライオン、企業変革に向け「ライオン流 働きがい改革」を宣言

粧業日報 2020年1月15日号 3ページ

ライオン、企業変革に向け「ライオン流 働きがい改革」を宣言
 ライオンは、「健康」「働き方」「多彩な人材の活躍」の3本柱で企業変革に向けた新しい取り組みを開始し、「まずやろう」「互いを認め合おう」を合言葉に「ライオン流 働きがい改革」を実行する。

 これにより、多様でオープンな人材・組織・文化を育み、従業員一人ひとりに主体的に働く意識を持たせ、それぞれの自己実現とともにグローバル競争に勝ち抜く企業力を醸成し、事業を発展させ、さらなる企業成長につなげていく。

 具体的には、従業員の健康行動の習慣化をベースとし、「多彩な能力発揮を最大化するための『ワークマネジメント』」「働き方を変え、自律性を重んじる『ワークスタイル』環境の整備」「互いの理解と尊重による関係性の強化」を3本柱とした施策を、強力に推進する。

 「ワークマネジメント」では、画一ではなく、1つ1つの能力を認め評価すると同時に、成長力の高い人材が活躍できるステージを広げるべく、2020年1月より資格役割要件に拠らない職制やプロジェクトへの任用、セミナーや社内外コンサルタントによる面談など、キャリアデザイン・サポートの整備を進めていく。

 「ワークスタイル」環境の整備では、ライフスタイルと業務を結びつけ、最も効果が上がるワークスタイル環境を創出すべく、制度や規程、働く上でのルールを改定する。2019年に実施した「テレワークの拡大」(2月)や「服装の自由化」(7月)に加え、2020年9月からは働く時間の自己裁量を拡大すべく、「フルフレックス制度」「時間単位有給休暇制度(生産ライン職対象)」を導入する。また、従業員同士のコミュニケーションを生むワークプレイスの整備を進めていく。

 互いの理解と尊重による関係性の強化では、個々の多彩な能力を組織の力としていくために、「社内での関係性を高める」取り組みとして2019年より相互理解を育むミーティング手法や相互を賞賛しあう仕組みを順次導入している。2020年1月からは、「社外との関係性を高める」べく、これまで制限のあった「副業」を従来の許可制から申告制に変更する。
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