ネオネクリエーション、フランス製ガラス容器が支持

週刊粧業 2020年1月1日号 59ページ

ネオネクリエーション、フランス製ガラス容器が支持
 容器や香料の輸入代理店業を行うネオネクリエーションは、2019年11月4日に創立15周年を迎えた。

 2019年の取り組みや今後の展望について、竹内昭夫代表取締役社長に話を伺った。

 ――現在の取り組みについてお聞かせください。

 竹内 フレグランス市場全体の好調、小ロットの問い合わせが増加したことで19年の売上も堅調に推移している。

 コベルプラ社をはじめとするフランス製ガラス容器は、質やデザイン性の高さが支持されていることに加え、特にEUは生産設備の環境対応に取り組んできたことも高い評価につながっている。

 19年も香りと文化とオリジナリティが融合した、独自性の高い製品開発をグループ全体で進めてきた。

 当社創立15周年を記念した有田焼のディフューザー「LUGBY MANIA」や、バーマン島地勝彦氏とのコラボレーション「ヘレニズム」を発表し、大きな反響をいただいている。

 そのほか、11月21日には尾道在住の作家園山春二氏とコラボレーションした「福猫香」を発売した。「猫」という切り口から製品開発を行ったことで、大きな反響につながったと考えている。

 また、日本の伝統的な色彩である古代赤を採用し、中国を中心としたアジアのマーケットへの展開も見据えている。20年以降も、様々なアイデアを形にしていきたい。

 ――長期的な目標についてお聞かせください。

 竹内 環境に配慮した容器として、ガラス容器の市場価値の向上に努めていきたい。

 その1つとして、ガラスと金属の融合により耐久性が高く、携帯しやすい容器の開発を考えている。加えて、設備が電気炉に切り替わっているガラスは、生産面からも環境配慮に最適な素材といえる。

 今後、フレグランス市場のみならず、トイレタリーやコスメティックの分野においても価値が見直されていくだろう。
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