ミック・ケミストリー、2019年は新客増加で堅調に推移

週刊粧業 2020年1月1日号 57ページ

ミック・ケミストリー、2019年は新客増加で堅調に推移
 ミック・ケミストリーは2019年、新規顧客からの引き合いが高まったことにより、業績が堅調に推移している。

 技術力の向上や新しい機能性原料の探求など、さらなる事業の進展に注力する同社の取り組みについて、小野沢勝弘常務に話を伺った。

 ――2019年の概況についてお聞かせください。

 小野沢 インバウンドの落ち着きによる直接的な影響は少なく、前年ベースで推移することができた。

 当社では一貫して「常に気を引き締める」ことを徹底している。

 現在の状況に甘んじることなく、将来を見据えて低コストかつ高品質なものづくりを進めるための技術を蓄積しておくことを重視している。

 成熟市場の中で埋もれない商品を生み出すためには、提案力の強化が欠かせない。提案力によって、お客様の意志を明確化することで、差別化された製品づくりが可能となる。

 当社では、マーケティングデータや過去の実例など、豊富な情報提供でお客様のイメージを具体化している。今後も、意見をぶつけ合うことで、新しいモノづくりにつなげていきたい。

 ――今後の展望についてお聞かせください。

 小野沢 お客様と一緒に成長し、頼りにされるOEMメーカーになっていきたいと考えている。
2020年以降は、これまでのプロジェクトが結実していくだろう。新しいお客様との長い関係性を構築していきたい。

 また、業界全体として製品ライフサイクルが短くなっており、ブランドスイッチも頻発している。こうした中、どのようにリピーターである「愛用者」をつくるかが課題となっている。
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