東洋新薬、UV製品を中心に三相乳化技術が好調

週刊粧業 2020年1月1日号 55ページ

東洋新薬、UV製品を中心に三相乳化技術が好調
 化粧品と健康食品OEM・ODMを「ODEM」として展開している東洋新薬は、開発体制の強化をはじめ様々な取り組みを進めている。

 直近の取り組みについて、髙垣欣也副社長取締役と化粧品事業部マネージャーの振吉英一部長、小林伸次部長に話を伺った。

 ――注力施策をお聞かせください。

 髙垣 健食事業では、主力の機能性表示食品に加え、オリジナル原料も好調に推移している。

 小林 化粧品事業は、UV製品やオールインワンゲルを中心に、界面活性剤を用いない三相乳化技術を応用した製品への引き合いが高まっている。

 今後も、みずみずしい感触と高い保湿力を付与できる三相乳化のさらなる可能性を模索し、処方幅を拡大していく。

 髙垣 昨年3月に移転した東京支店に併設したラボは、立地に恵まれた東京で試作から商品決定まで迅速に開発できる環境が支持され、健食事業を中心に活用が進んでいる。

 今年新たに機械や人材の導入を予定しており、化粧品でも速やかな開発体制を整備していく。

 生産設備については、昨年6月に稼働を開始した新工場「インテリジェンスパーク」に順次機械を取り入れるなど、顧客の要望に柔軟な対応ができる環境を構築していく。

 ――海外事業はいかがでしょうか。

 小林 中国では、展示会への出店を中心に積極的な取り組みが奏功し、徐々に受注が増えている。今年は薬事規制への対応のほか、輸出業務や現地の要望に合わせた開発提案力を強化する。

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