全国化粧品日用品卸連合会 森友会長、次世代の育成に注力

週刊粧業 2020年1月1日号 22ページ

全国化粧品日用品卸連合会 森友会長、次世代の育成に注力
 全国化粧品日用品卸連合会(全卸連)では、卸業界の活性化や次世代の育成に加え、業界内の連携を図るボーリング大会を開催するなど、新たな取り組みに着手している。

 全卸連会長の森友徳兵衛氏(森友通商社長)に昨年の市場動向と振り返り、今年の展望について話を伺った。

若手の主体性に働きかけ
次世代の教育体制を構築

 ――現在の卸売業界について教えてください。

 森本 拡大を続けてきたインバウンド・アウトバウンド需要が落ち着きを見せる中、一つの商品が一時的に大量販売される動きが目立った年だった。そうした流れにおいて売上に囚われず、長期的戦略のもと自ら働きかけて行動した企業が伸びている印象だ。

 つまりグローバル展開の将来的な位置づけを各社が明確にする必要がある。その上で、大量販売された商品の引き合いが急速に止まった場合、売場陳列を素早く見直すなど主体的行動が欠かせない。

 さらに、中国からのインバウンド需要の縮小を見込み、新たな国・地域の開拓も重要となる。

 例えば、当社(森友通商)の今期の売上はインバウンド需要の縮小で前期より落ちこんでいるが、ベースの売上は堅調に推移しており、10~20年後の将来像を見据え逆算するとその影響は微々たるものと捉えている。

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