美協 日本ヘアデザイン協会 横田理事長、切磋琢磨し課題に立ち向かう

週刊粧業 2020年1月1日号 19ページ

美協 日本ヘアデザイン協会 横田理事長、切磋琢磨し課題に立ち向かう
 昨年は5月に「平成」から「令和元年」を迎え、秋には「大嘗祭」と、半年にわたって「令和新天皇」誕生行事が私達国民注視の中で、厳かに、そして華やかに執り行われた節目の年でした。

 本年はいよいよ56年振りの「2020 東京オリンピック・パラリンピック」開催年となり、日本の全ての人々が時代の節目を体験する稀有な年となります。願わくば、希望に満ちた日々を、明るく楽しく過ごしたいものです。

 しかしながら、私共美容サロンの現実はなかなか厳しく、大変な努力をしながらも、思い通りの経営が出来ない時代を迎えつつあるという現実からも目を背けられません。

 昨年は、かねてより喧伝されていた「少子高齢化」現象に端を発した、受験生大学全入の引きおこす「2018年問題」を起因とする「人手不足」の深刻化など、様々な現象が顕在化した年でもあったようです。

 今年はさらに乗り越えなければならない高いハードルが、私達の前に立ちはだかる事が予想されます。

 私共は、会員同士の単なる交流から、より強く「絆」を深め、共に前向きに知恵を絞り、情報を出し合い、技術はもちろん、さまざまな経営資質を切磋琢磨していきます。

 また、時代に合ったサロン経営に貢献できる「技術と教養、経営ノウハウ・イベント」のほか、創立64年という長い歴史から生み出される、年2回の「第127/128回目 ニューヘアモード創作設定発表」、そして、さまざまなセミナーを開催します。

 今後も、会員皆さま方だけではなく、広く美容業に携わる多くの方々に貢献できる活動を続けてまいります。
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