アイ・ティー・オー、新規ビタミンC誘導体を中心に様々な原料を展開

週刊粧業 2020年1月20日号 11ページ

アイ・ティー・オー、新規ビタミンC誘導体を中心に様々な原料を展開
 アイ・ティー・オーではビタミンC誘導体を中心としたオリジナル原料中心に出展する。展示の中心となるのは、年々取扱い量が増えており、医療機関では話題になっている新規ビタミンC誘導体の「GO₋VC」、ブラジル産の100%天然ミネラルクレイの「SPARCLAY」「TERSIL」、海外でも取引実績があるビタミンC/E誘導体で構成されたマイクロカプセルの「ナノスフィア」である。

 ミネラルクレイの「SPACRAY」「TERSIL」は合成着色料や合成色素を一切使用していない100%天然由来成分である。色のバリエーションも8色と多く展開しており、エコサート認証も受けている。

 また、皮膚弾力性、ヘアキューティクルの改善、美白作用といった新しい臨床データも豊富に取り揃えている。洗顔料やメイキャップ、ヘアケア製品等、多くの取扱い実績があるのも特徴だ。

 「ナノスフィア」はアイ・ティー・オーが独自で開発した唯一無二のオリジナルマイクロカプセル原料である。核となる有効成分を浸透させることができ、また有効成分の安定性も高まるという大きな利点が話題を呼んでいる。

 近年は日本国内のみならず、中国においても取扱いが増えており、今後も海外への実績が増える見込みだ。ブースにはナノスフィアの構造を模ったオリジナル模型も展示される。

 一番の注目の「GO₋VC」は、アスコルビン酸に保湿効果があるグリセリンとアクネ菌増殖抑制効果があるオクタノールを結合させた新規ビタミンC誘導体である。油溶性、水溶性両方に親和性があり、ビタミンC誘導体本来の特性はもとより、新たにメラノソームの輸送阻害についても解明されおり、美白作用にも期待がもてる。

 開発展最終日の1月22日(水)13時15分より「驚きの効果!最新型ビタミンC誘導体GO₋VCの最新研究について」と題し、新たな研究内容について発表する。

 洗顔料や化粧水、ジェル、クリーム等、剤型問わず配合ができるのも特徴である。

 国内、海外問わず採用実績があり、特に海外は堅調に推移している。

 それ以外にも展示ブースには玉ねぎから抽出した「ケルセア20」、育毛原料の「桑白皮エキス」、無農薬農場と提携して生まれた「イチゴ果実エキス」も魅力的だ。今回はこれら成分を包接したナノスフィアも初公開する。

 全ての原料にエビテンスが豊富に取り揃えられており、ワールドワイドに活躍の幅を広げている。

 各コーナーとも原料の特徴など掲載したポスターや最終製品の一例も掲示する。原料の特徴をわかりやすくまとめたカルテ仕様の資料も用意している。

 また、OEMも展開をしており化粧品だけだはなく、サプリメントも小ロットからの製造を受託している。

 ビタミンCをモチーフにしたアイ・ティー・オーのオリジナルキャラクター「うるっぴー」がブースでお出迎えをする等、バラエティーに富んだブースとなっており、インスタ映え間違いなしだ。先着でうるっぴー手提げバッグも配布されるとのことなので、ぜひ一度ブースに足を運んでみてはいかがだろうか。
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