グラセル、環境プロジェクトを核にサステナブル志向を追求

週刊粧業 2020年1月20日号 6ページ

グラセル、環境プロジェクトを核にサステナブル志向を追求
エコ容器でイニシアチブ獲得へ
プロジェクトに新たな支援策も

 サステナブルな企業価値の向上を目指す「グラセル エコ プロジェクト」では、「植物由来プラスチック(バイオマス)」や「紙」といったエコ原料の容器への応用と、「詰め替え容器」「樹脂量削減容器」「ガラス容器」の普及という大きく2つの取り組みを進めている。

 このほど、環境対応容器を採用したブランドのイメージアップにつながるサービスとして、エコ プロジェクトのオリジナルロゴマーク(意匠申請中)を商品パッケージなどに自由に使えるサービスを開始した。

 エコ プロジェクトでは顧客のブランド戦略をサポートするサービスも構築しながら、将来ビジョンとして開発製品の売上構成比を引き上げていく計画だ。

 バイオマス容器に関してはバイオペット、バイオポリ、リサイクルバイオペットなど候補となる素材の需要性を図るなどマーケティングを進めながら、自社の環境方針を定義づけて製品に落とし込んでいく。

 「どれだけ環境にやさしい容器でも価格が高ければ、これまでと何も変わらない。価格にも満足していただけるエコ容器の実現化を目指す」(谷村社長)

 プロジェクトでは、リサイクル率の高いガラス容器でも新製品の開発を強化するため、ガラス瓶メーカーとの関係深耕を進めている。

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