日本コルマー、化粧品開発展で価値創造型の新製品を多数展示

週刊粧業 2020年1月20日号 5ページ

日本コルマー、化粧品開発展で価値創造型の新製品を多数展示
独自原料で高機能化を推進
自然由来成分の配合量表示も

 スキンケアカテゴリーでは、独自開発したオリジナル原料を用いた新製品を中心に展示する。

 同社は公開しているだけで8種類の自社開発原料をラインナップしている。今回はその中から「雌阿寒金梅(メアカンキンバイ)培養細胞エキス」「キクバヤマボクチエキス」「ノリウツギエキス」の3種の国産素材を用いた製品を並べる。

 「肌への有効性評価まで行える開発力に注目してもらいたい」と別所氏は語る。

 また、成長市場であるナチュラル・オーガニックコスメでは、取引先から自社基準やブランドポリシーの順守を求められるケースがますます増える傾向にあることから、自然由来成分の配合量(%)を表示できる製品を揃えた。

 「刺激性テスト済みで敏感肌にも安心して使える処方になっている。自然由来成分を高配合した化粧品で課題になりがちな機能性や使用感についても、提案する製品はクリアしている。是非手に取って試してもらいたい」(別所氏)

トレンドのバームは変わり種も
ハイブリッドなコスメにも挑戦

 洗浄系アイテムでは、特徴の異なる4種類のクレンジングバームを展示する。

 バーム系コスメはクレンジングバームやマルチ(万能)バームの他に、ファンデーションやUVケア製品などではスティック状バームが簡便性や時短ニーズの観点から人気が高まっている。今後も需要が高まる分野として、量産化体制を強化した。

 メークアップカテゴリーでは、スキンケアと同様に「肌へのやさしさと機能性の両立を掲げて開発を進めている」(別所氏)という。

 スキンケア効果を兼ね備えたパウダー、UVカット効果に加え、環境ストレスケアに対応する多機能型ファンデーションなどを展示する。

 そのほか、リップやアイライナー、マスカラといったカラーコスメでは機能とデザインを両立した新製品を多数展示する。

 「コスメは出会った瞬間のトキメキ体験が醍醐味。精彩なグラデーションデザインの『チークオンブレ』や、テーマカラーのピンクを取り入れた容器パッケージにも注目してもらいたい」(別所氏)
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