ティアーズ、新製品発表会を開催

粧業日報 2020年2月10日号 3ページ

ティアーズ、新製品発表会を開催
 美容サロン専売品の化粧品メーカーとして創業34年目を迎えるティアーズは1月21日、新製品発表会を開催した。

 同社は、2018年にオーストリアのトロールコスメティックスグループと業務提携を締結。現在、高級ヘアケアブランド「マーリス・モォラー」を展開している。

 今回、「マーリス・モォラー」からは、日本初登場となるパウダードライシャンプー「ボリューム アンチオイル ヘアパウダー」(4g2000円)を発売する。

 コンパクトで場所を選ぶことなく、皮脂等でボリュームダウンした毛髪を洗いたてのような状態に戻すことができる。また、同ブランドの「グレイレス ヘア&スキャルプ コンセントレイト」(100mL・2000円)は、毛根・バルジ領域に働きかけることで、白髪ケアができる。

 ヘアカラーブランド「ルーモス」のファッションカラー「ルーモス ダイヤモンドカラー」では、トウモロコシ由来のエコサート認証を取得したM-68スキンクリームベースを採用した。

 「特異性を持つラメラ液晶により、アンモニアの低減に成功したほか、生分解性も高く、従来品よりも染料の負担を軽減できる」(研究開発部)

 挨拶に立った山谷次夫会長は、「人手不足をはじめとした課題を抱える美容業界は、視野を広げる必要がある」と述べ、人手不足による負担の解消を目指す請願を行うことを明らかにした。

 この請願は、シャンプー・トリートメント専用の簡略的な資格を求めるもので、約1万名の署名を目指し、取り組みを進めていく。
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