パルコ シティ、サンエーのFCとファッションビルを一体化

週刊粧業 2020年2月3日号 7ページ

パルコ シティ、サンエーのFCとファッションビルを一体化
 沖縄最大のリージョナルチェーン、サンエーとパルコは19年6月、浦添市に都市型SCのサンエー浦添西海岸PARCO CITY(店舗名称パルコ シティ)を開業した。

 日用品から百貨店ブランドまでの物販に加え、シネマコンプレックス、飲食ゾーンによって、時間・コト消費に対応する。インバウンドを含めた観光客のニーズも取り込む。サンエーの複数のFC業態とパルコのファッションビルのノウハウを一体化し、250の専門店で新しい空間を創出した。

 那覇空港から北へ約10㎞の海岸沿いの立地で、埋立地を再開発した。新しい商業施設の開業に向け、2015年10月にサンエーの100%子会社でデベロッパーのサンエー浦添西海岸開発、翌16年11月にサンエー51%、パルコ49%で合弁会社サンエーパルコ(上地文勝社長)を設立した。同月、サンエーが土地を取得し、17年7月に着工した。18年12月に商業施設の名称が決定し、19年6月27日に開業した。

 敷地面積8万5000㎡、総賃貸面積7万8000㎡、店舗面積6万㎡の規模で駐車場は4000台を確保した。専門店250店のうち94店が沖縄初出店となった。

 土地と建物はデベロッパーのサンエー浦添西海岸開発が所有し、これをサンエーが一括で借り受け、合弁のサンエーパルコが運営する。商圏は10㎞内で67万人、15㎞内で93万人を見込む。

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